お客様が家具、ガラス等を手作業でスプレー塗布している場合、塗料代や人件費を大幅に削減できるのが、Cefla 社の自動スプレーマシン(レシプロケータやロボットによる塗装マシン)になります。人件費及び塗料代の削減から2~3年で投資額を回収するケースも多数あります。
マニュアルでスプレー塗装を行う場合、通常の直接塗着率は15~25%になります。Cefla社のスプレー塗装機を使用する事で、塗着率を45~60%まで改善可能になります(部材材質/形状/送り速度/ガンの種類/塗料の種類による変動はあります)。理由は以下の通りになります。
例えば、既存塗着率20%のお客様が、Cefla社製自動スプレー機で塗着率を50%にした場合、生産において使用塗料を40%節約する事が可能になります。1日100枚(1,230x1,830=2.25m2)の板を100g/m2の鏡面仕上げとして塗装される場合は、67.5kg/日の塗料を節約する事が可能になります。1ヶ月(20日間)で1,350kgの塗料の節約となります。
ハンドガンでスプレー塗装を行う場合、部材からはみ出た塗料の再利用は出来ません。Cefla社が特許を取得しているカーボンファイバー製ベルトとベルト裏側の塗料回収装置によって、ベルトに付着した塗料を効率的に回収できます。これにより塗着率は15%前後更に改善致します。
Cefla社Easy2000のベルト幅は、最大1,800mmまでとなります。ベルト幅1,300mmと仮定し、幅・長さ420mmの正方形の板を横に3枚並べ、2m/分で流した場合、1分間で片面8~12枚,連続塗布できます。
これは、マニュアル塗装数人分の塗装能力に匹敵し、更に塗装ライン用乾燥機を繋げて、サンダ―等も加えれば、人件費が大幅に削減でき、2年間で償却できるケースも多数あります。
マニュアルスプレーにて綺麗に吹きつけるには、経験豊富な作業者が不可欠です。これをマシンで行うことによって、経験のない作業者でも綺麗に仕上げられます。又、作業環境においても、作業者の健康被害を機械化することにより軽減できます。
塗装幅 | 300 ~ 1,300mm(最大2,000mmまで可能) |
塗装長さ | 最小350mm |
厚み | 最大 50mm |
KLEEN SPRAY | |
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送り速度 | 1 ~ 4 m/分 |
スプレー機能 | レシプロケータ(左右に反復動作を繰り返すスプレー) |
ラッカー再利用ユニット | 機種により可能 |
搬送ベルト | カーボンファイバーベルト又は、吸着紙ベルト (色交換を1日数回以上行う場合は非常に便利) カーボンファイバーベルトの特徴:
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機械内部空間のフィルター | WET(水)フィルター、又はドライフィルター (ハイグロス>80以上の場合はWETフィルターになります。WETの方が確実にブース内の空気を洗浄できます。) WETの場合、水処理システムも付帯します。 エア吸引システム(標準装備)とブース内加圧システム(必要な場合付帯) |
塗料供給回路 | 1~4回路 |
ベルト幅 | 1,300mm (最大 2,000mm) |
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EASY2000 | |
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送り速度 | 1 ~ 10 m/分 |
スプレー機能 | レシプロケータ(左右に反復動作を繰り返すスプレー) |
塗料の再利用ユニット | 機種により可能 |
搬送ベルト | カーボンファイバーベルト、又は金属ベルト (再利用できないポリエステル系使用) |
機械内部空間のフィルター | WET(水)フィルター、又はドライフィルター エア吸引システム(標準装備)とブース内加圧システム(必要な場合付帯) |
塗料供給回路 | 1~4回路 |
ベルト幅 | 1,300mm (最大2,000mm) |
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iBotic & TARGET | |
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送り速度 | 1 ~ 4 m/分 |
スプレー機能 | レシプロケータ、又はロボット(コントローラから塗装方法を選択) NC制御の為Z軸が高くても複雑形状でも塗布可能。 |
塗料の再利用ユニット | 機種により可能 |
搬送ベルト | カーボンファイバーベルト、又は吸着紙ベルト |
機械内部空間のフィルター | WET(水)フィルター、又はドライフィルター エア吸引システム(標準装備)とブース内加圧システム(必要な場合付帯) |
ベルト幅 | 1,300mm (最大2,000mm) |
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