窓枠等のフレーム材コーティング

全世界の約50%の窓枠塗布用ハンギングラインを出荷しているのが、Falcioni社になります。
窓枠でもマニュアルスプレーした場合、塗着率は約25%になる為、膨大な量の塗料が無駄になってしまいます。
Falcioni社のハンギングラインを使用する事で、塗料にもよりますが塗着率を90%近くまで改善できます。静電気を発生させ部材に集中的に塗布するシステムで、更にスプレー向かい側にベルトを装備することによって、オーバースプレーを再利用できるようになり90%近くの達成率になります。
又、マニュアル・スプレーの場合、オペレータの習熟度が非常に重要であり、均一に綺麗にスプレーできる熟練の従業員が減っているのが現状です。綺麗に仕上げる為に、何回も塗り重ねるケースも少なくありません。
ハンギングラインでスプレーする事で、誰でも均一に仕上げる事ができます。生産能力もマニュアル作業で5日間かかっていた仕事が3日間に短縮されたケースも数多くあります。

ライン構成の例)

送り速度 1 – 5m/分

  • フロー・コーティング(無数のガンで液体を大量に充填/カビの発生などを予防)。
  • オーブン(乾燥時間1時間分の窓をかけることが可能なバー50本装備)。
  • ロボットによるベース・コート。
  • オーブン(乾燥時間1時間分の窓をかけることが可能なバー50本装備)。
  • 送り速度が遅いため必要であればこの後にマニュアルで研磨することも可能。
    レールは、稼働と停止を繰り返すシステム。
  • ロボットによるトップコート。
    オーブン(乾燥時間1時間分のバーを50本装備)。
    3回廻して窓枠を完成させる。この場合、生産能力は組み立てた後の窓枠で、1シフト80~200枚。

*このようなラインに必要なスペース: 12m x 30m。

利点

塗着効率90%も可能なため、塗布量は1/3以下まで削減可能
安定品質実現
ライン・オペレータ 2.5人(部材を引っ掛ける人+取り外す人+ラインオペレータ0.5人分)

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