本製品の利点
本サーモリアクター(熱反応装置)のIR放射線の波長域は3~10μm間に置かれております。
下のグラフに示すように、サンキス社製サーモリアクターの放射波長と塗型、塗料(水性)の吸収波長のスペクトルの一致が優れた熱伝達を促し、分子運動を高めて重合が促進され、高効率での乾燥を実現します。
対流エネルギーは、サーモリアクターの表面に対し発生し、一致させた放射エネルギーを完全にします。パイプの配置にもよりますが、対流エネルギーの本供給は、温度及び速度において管理し、常温空気の一般的な再利用によって必要時増加されます。
各サーモリアクターに関し、常温空気の再利用は、サーモリアクターとの接触の際、引火の危険性はなく、放射熱による酸化分解のおかげで、有機溶剤の中性化の割合を増加致します。(各サーモリアクターは酸化反応を利用しており、有機溶剤を分解する作用があります)
有機溶剤(VOC)の存在によるサーモリアクターの絶対的な安全性は、爆発箱(国立研究所CEPrによる検査)内でテストされております。本燃焼の品質により、Sunkiss社製サーモリアクターは一酸化炭素(CO)及び窒素酸化物(NOx)を発生させません。
CE ラベルno. 49AT2539
乾燥時間は、素早い温度上昇及び揮発、溶解及びポリメリゼーション(重合)の加速のおかげで、3分の1から最大8分1まで減らす事ができます。
中心までの乾燥、内側から外側への溶剤・水の揮発、そして粉体塗装の高速溶解により、最終製品のより良い外観、塗装膜のより良い張力を持つ事ができます。
一般的な熱風乾燥とは異なり、ホコリ等のリスクは最小限になります。
50%以上可能なエネルギー削減は、サーモリアクターから有機被膜に直接エネルギーを移動する事により得られます。
下記比較一覧表のように、あらゆる塗料の乾燥時間短縮が可能です。
●乾燥時間比較一覧の参考例
被塗物の種類 | 塗料の種類 | 熱風循環路 | サーモリアクター |
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1. 金属ドラム | 溶剤 | 35分間 | 4分間 |
2. パルブ | 粉体 | 75分間 | 15分間 |
3. 地下鉄車輌 | 溶剤 | 240分間 | 55分間 |
4. テレビ外枠 | 水性 | 20分間 | 3分間 |
5. カメラ容器 | 水性 | 20分間 | 5分間 |
6. ガスタンク | 水性 | 40分間 | 15分間 |
7. 銅材 | 水性 | 25分間 | 5分間 |