1978年に創立されたSTALAMは、電極間に発生するISMメートル波帯域（高周波（RF）域）の電磁場を応用して、各種の熱処理や乾燥を行う装置の開発、設計、製造を手掛ける世界最先端の企業です。これらの装置は様々な産業において、原材料や中間製品、最終製品の処理に利用されています。

現在、世界では2,500基を超えるSTALAMの高周波装置が稼働しています。その装置は定格出力で3～450kWの範囲にわたり、シンプルなマニュアル操作機械から、コンピュータによる制御・監視システムを完備した全自動ラインまでを網羅しています。

STALAMでは製品の90%以上を世界の五大陸全てに輸出しており、あらゆる地域で、迅速でプロフェッショナルな販売・技術支援を提供しています。

他の大手機械メーカーとも提携して先進技術の開発を進め、自動化統合処理ラインのターンキー設備も納入しています。

STALAM社ホームページ　https://www.stalam.com

高周波誘電加熱は、対象物の内側で起こる電磁エネルギーの消費により、乾燥などの熱処理を行う技術です。通常の技術が、外部の熱源から対象物の表面を通した伝熱・対流・輻射によって熱を伝えるのに対して、高周波電界は対象物の内側全体で直接に熱を生成します。熱はただちに生成するので、瞬間的に、一様でよくコントロールされた加熱が行えます。
品質の維持、運用コストの低減、柔軟性、信頼性の点で大きなメリットをもたらします。