ラドコム社では、いかなる厳しい環境にも対応する信頼性、頑丈さを備えた最先端の検知器をご提供するために、プレミアム級のPVT、低ノイズ設計のコンポーネント等、ラボ品質の部品以外は使用しません。ラドコム社のRC4138型検知器は、今日、最大の有効検知範囲を持つ縦179cm/幅79cmのシンチレータ2基を使用、上から下までの検知範囲を高い精度を持ってカバーします。また、クリケット(グラップル取付式)システムは、4サイズあり、鉄鋼業界で使用されているほとんどのグラップルに装備できるよう設計されています。コンベア用、チャージングバケット用の検知器は、それぞれお客様特有のアプリケーションに適合するようにその都度設計いたします。

ラドコム社では、PVTシンチレータからのパルスカウント値を追うのみならず、各パルスの特性解析(special characterization analysis)を適用する特許技術を開発しました。この“特性解析”がもたらす最大のメリットは、それぞれ特定の同位体(セシウム、ラジウム、アメリシウム等)が示す反応が予測可能であるという事実に基づきます。
“特性解析(characterization)”は、積載されたスクラップメタルの様々な密度により起こされる大きな変動や測定に影響を与え得るような環境レベルの変化を取り除くために使用します。ガンマ線分光法でヨウ化ナトリウムシンチレータを使用する技術に似ています。“特性解析”は、リアルタイムの雑音消去、変動する環境レベルの補正と極めて正確なアラーム閾値を維持にフォーカスした信号処理技術であり、全てが高い検出感度と最も少ない誤報率に寄与します。
特性解析による放射線出処理は、四段階のプロセスにより構成されます:
ラドコム社では電子回路のフロントエンドを常に最小限に抑えており、従ってシステムへのノイズは著しく軽減されています。
第二段階では、高度な信号弁別を行った上で全てのパルスを解析します。これら信号は、ノイズやノイズに付随した不規則変動が除去され、次の段階に向けて加工されます。
第三段階では、ハードとソフトの両面からパルス弁別技術を駆使し、同時発生的にシンチレータから入ってくるパルスの無作為な事象をそれぞれに識別します。
特性解析の最終段階では、基準となる特性評価を作成するために絶え間なくシンチレータから発生するパルス信号と周辺環境の放射線レベル(バックグラウンド)を解析します。バックグラウンド補正は、サンプル間毎に自動的に行われます。バックグラウンド補正の機能とその精度は、環境放射線レベルが高い時、変動幅が大きい時、積荷の密度が変動する時に特に重要になります。この機能により、極めて低いアラーム閾値の設定が可能となり、誤報を最小限にとどめます。